2010年11月01日

羽田での深夜の宴

 
ある日刊紙の記者Sさんが、私を見るなり驚いた顔で「えー、秋本さん。台北へ日帰りってブログで読みましたが、本当だったんですか!」と言いました。昨日の深夜23時過ぎ、羽田空港国際線ターミナルの出発ロビーでのことです。


本当だったのか、って! ウソなど書きません(笑)。朝7時ちょうど発のチャイナエアラインCI223便で台北・松山空港へ飛び、現地時間(台湾はマイナス1時間)の9時45に到着。それから台北市内を取材し、18時15分台北発の便で日本時間の21時55分に羽田に帰ってきました。

この日帰り弾丸トラベルについては、10月からスタートした『誠Style』での連載『“飛行機と空と旅”の話』で近々詳しくお伝えしますが、羽田に戻った私は到着ロビーからすぐに出発ロビーへと移動。深夜0時20分に発つタイ国際航空のバンコク行き初便と0時30分に発つシンガポール航空のシンガポール行き初便の就航記念セレモニーがあり、その二つのイベントに参加しました。

台北への日帰り取材に驚いていた記者は「大丈夫? 疲れていませんか?」と私をねぎらってくれましたが、表情を見ていると、そう言っている記者のほうがだいぶ疲れている様子です。私は本家本元の「足裏マッサージ」を体験するなど、取材とはいえ台北ではかなりリラックス。その間、羽田では前日深夜から31日の昼間にかけてもANAJALキャセイパシフィク航空などの就航記念セレモニーがあり、多くの記者たちがすべてをかけもちで取材していると聞きました。

さて、まずは112番ゲート前で23時20分からシンガポール航空のセレモニーが始まり、続いて下のフロアにある132番ゲート前で23時40分からタイ国際航空のセレモニーがスタート〔写真〕。終了後にSさんは「これで羽田取材もようやく一段落です」とホッとした表情で言い、最終のモノレールで帰っていきました。

空港第2ターミナルの羽田エクセルホテル東急にもうもう1泊部屋をとっていた私は、再びシンガポール航空のイベント会場に戻り、そこで残っていたシャンパンを飲みながら広報関係者らとしばし歓談。取材陣やエアライン関係者、乗客などでごったごった返していたロビーも、いまは静寂に包まれています。深夜の1時過ぎまで羽田空港内にいるというのはおそらく初めての経験で、なんだか不思議な感覚でした。

S.Akimoto at 13:48│エアポート | 世界のエアライン
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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