2010年07月05日
案山子に最敬礼
参院選投票日まで1週間を切り、選挙戦もまっただなかという感じですね。電車に乗ろうと駅に向かうと、改札近くでは今日も朝から候補者が待ち構えていました。通勤途上の人たちに、必死の形相で何かを訴えています。絶唱を無視してホームへ下り、電車に乗って目的の駅に到着すると、その駅前でもやはり同じような光景が。

駅前のロータリーでタクシーの順番待ちをしながら、しばらく様子をうかがってみました。「後援会」という腕章をつけた運動員たちを従え、誰かが通り過ぎるたびに候補者は手を挙げて愛想をふりまいています。きっと疲れも相当に蓄積されているのでしょう。その行動は意図的というより、ただ反射的に繰り返しているだけのようにも見えました。
上の写真──これ、案山子です。突然ですが(笑)。何年か前に山梨かどこかをドライブしたときに撮影しました。こんな案山子もあるんだなと、物珍しさも手伝って。あ、山梨ではなく、群馬だったかな? 昨年夏の衆議院選挙のときにある取材で東北地方を歩いていて、田んぼの案山子や道ばたの電柱にも最敬礼していた候補者がいたことを思い出し、そういえば珍しい案山子があったなと古いフォルダから引っぱり出してきました。
候補者たちの血走った目には、みんな一票に見えるのでしょうね。案山子も、電柱も。政治家になるって大変なことなんだな、ってそのとき思いました。もちろん私は、政治家になりたいなんて一度も考えたことはないですけど。
S.Akimoto at 22:57│オフタイム

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