2010年06月25日

ジェット機を独り占め

 
ドイツ&チェコの取材から無事に戻っています。帰国便はフランクフルトを午後1時25分に発つLH710便でしたが、プハラからフランクフルトへはルフトハンザの「プライベートジェット」サービスを利用。おかげで当日の朝も、プラハでぎりぎりまで有効に時間を使うことができました。


定期便を運航する航空会社でプライベートジェットのサービスを展開するのは、世界でも唯一、ルフトハンザだけです。希望する出発時刻の24時間前までに予約すると、ファーストクラスのチケットとして発券され、指定した空港にニーズに合わせて5〜10人乗りの小型ビジネスジェット(セスナ・サイテーション)が待機。直行便未就航の空港をはじめヨーロッパの1,000以上の都市へ好きな時間に飛ぶことができます。

予約した時間にプラハの空港に到着すると、5人乗りの機体の前でベテランのスイス人機長と女性の副操縦士が待っていてくれました。数人のグループで利用する場合などは、客室乗務員をオプションでオーダーすることも可能です。フランクフルトまでは正味50分のフライトでしたが、離陸して水平飛行に移ると、この日は女性副操縦士が客室乗務員に早変わり。本格的なオードブルと、冷えたシャンパンをサービスしてくれました〔写真〕。

フランクフルト空港に到着後はファーストクラスターミナルのラウンジ(過去のBlog「ルフトハンザのハブ空港」および「Fクラス専用ターミナル」を参照)に案内され、ここで乗り継ぎ便への搭乗を待つことになります。待ち時間を利用して取材に応じてくれた担当者は「プライベートジェットの予約率は前年比180%の割合で伸びています。保有機材も現在の10機から、年内には16機に増やすことが決まりました。ビジネスでのご利用が中心ですが、最近はハネムーンや家族旅行でヨーロッパを自由に旅されるお客さまも増えましたね」と話していました。

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秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各メディアにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活動。著書に『ボーイング777機長まるごと体験』『みんなが知りたい旅客機の疑問50』『もっと知りたい旅客機の疑問50』『みんなが知りたい空港の疑問50』『エアバスA380まるごと解説』(以上ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)、『いますぐ飛行機に乗りたくなる本』(NNA)など。

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