2010年05月26日

最上級の空間

 
帰国報告として書いた前回のBlogルフトハンザの新旧ファーストクラスについて触れたところ、読者のみなさんから「オープンな空間を演出したという新しいファーストクラスを画像で見たい」という便りをいただきました。下の写真が、エアバスA380のアッパーデッキ(2階席)の先頭部分に8席をレイアウトしたファーストクラスです。前方のモニター横に赤いバラが生けられているの、わかりますか?


こうしたオープンな空間がいいか、個室タイプが好みか。意見は分かれるでしょうね。シンガポール航空が運航するA380のスイートクラスなどは、対照的に1席1席がカベで仕切られています。それはそれで、この上ない高級感が漂いますが、私が利用するときはおそらく通路側の窓は開け放っておくでしょう。就寝時は別にして。だって、通りかかる客室乗務員にかまってほしいですから(笑)。

ハンブルグで開催されたA380の1号機受領式典では、ルフトハンザがキャビン設計にとり入れたいくつかの新しい試みも披露されました。客室全体を快適な湿度に保つための加湿装置の導入もその一つ。またファーストクラスを仕切っているカーテンには吸音機能をつけ、世界一静かな客室を実現したといいます。

5月19日のフランクフルトまでのデリバリーフライトでは、機内で報道陣の取材合戦が繰り広げられていたため、残念ながら静寂性についてはよく確認できませんでした。わずか2時間のフライトでしたので、湿度の状態についてもしかり。これらの点は、6月の成田からフランクフルトへのロングフライト取材でじっくり検証したいと思います。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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