2010年04月20日

ジェット気流に乗って

 
この時期、高度1万メートル付近の上空では、かなり強烈なジェット気流が観測されます。シンガポールから東京へ向かうSQ638便で機内モニターに映し出されるデータをチェックしていたら、追い風がときおり時速180キロ以上を表示。飛行速度も時速1,000キロをゆうに超えていました。


向かい風の中を飛ぶ成田からシンガポールへの行きのフライトは7時間以上もかかったのに、帰りは6時間弱で着きました。エアバスA380の巨体もこの強い追い風に乗せることで、パイロットも操縦がずいぶん楽だったでしょう〔写真はA380の窓からの風景〕。

予定していたパリ行きのチケットを急きょ東京行きに変更したので、ビジネスクラスは満席で取れませんでした。が、気をつかってくれた現地のスタッフから「ゆったりできる席を確保しておきますね」と渡されたチケット番号は、エコノミークラスでも2階デッキのビジネスクラスとの境にある非常口に隣接したシート。膝の前に何もない空間が広がり、足を前にで〜んと投げ出せてとても快適なフライトでした。

さて、帰国から一夜明け、日付は4月20日に変わりました。このBlog『雲の上の書斎から』も、今日から5年目に突入です。4月20日は私の誕生日でもあり、パリで誕生日を迎える予定がアイスランドの火山噴火という思わぬアクシデントで台無しになりましたが、悔やんでいても仕方ありません。5月以降に計画しているいくつかのヨーロッパ取材に向けて心機一転! 私自身も元気にジェット気流に乗って、またさまざまな角度から“世界の空の旅”をお伝えしていきます。

S.Akimoto at 07:12│海外トピックス 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

Logo_MakotoStyle_Tittle.jpg
 
Contact

仕事依頼や相談・問い合わせは以下よりお気軽にどうぞ。のちほど連絡させていただきます。     ◇  ◇  ◇

名前
メール
本文
Books