2009年07月12日

空飛ぶママからの手紙

 
世界の空を旅していると、機内で小学生くらいの子供が一人でぽつんと乗っている姿を見かけることがあります。本人は旅慣れた感じでフライトを楽しんでいるようでも、送り出した家族はきっと気が気ではないでしょう。ちゃんと食事はとっているか、機内で心細い思いをしていないか──などと。


でも最近は、子供の一人旅を客室乗務員がしっかりとサポートしてくれるエアラインが増えているので、まず問題ありません。なかには大韓航空のように、子供の機内での様子を詳しく観察して手紙に記し、到着地の空港で待っている両親や家族に手渡してくれるサービスを実施しているエアラインもあります。

大韓航空では、5時間以上の長距離路線に同伴者なしで乗ってくる子供を担当の客室乗務員が手厚くケアするとともに、フライト中の様子を記録して両親や家族に手紙として届けるサービスを2002年に導入。「空飛ぶママからの手紙」と名づけたこのサービスは子供を送り出す親たちから圧倒的支持を受け、07年にはITCA(国際トラベルケータリング協会)が航空会社の特化したサービスに授与している「マーキュリー賞」を受賞しました〔写真はイメージ〕。

ここ数日、エアライン各社の子供向けサービスについて情報を整理しています。調べてみると、いろいろありますね。またまた急な話ですが、今週水曜日(7月15日)にFMラジオ“bayfm”の朝の情報番組『POWER BAY MORNING』に生出演し、7時30分前後にオンエアされる「DELI NAVI(デリナビ)」というコーナーで「航空会社の子供向けサービス」をテーマにお話しすることになりました。最近の傾向とその背景、定番のサービスやユニークな取り組み、現状の問題点と今後の展望──伝えたいことはたくさんあります。ただ、5分程度のコーナーだと聞いていますので、はたしてどこまで話せるかなあ。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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