2009年04月22日

ヘッセン州の小さな町

 
ドイツ・フランクフルトから南へ約50キロ──「ゼーハイム」という、美しい森と緑に囲まれた小さな町に来ています。


じつはここについ先日、ルフトハンザの新しいトレーニング&カンファレンスセンターがオープンしました。世界中の拠点で活躍するルフトハンザのスタッフたちが、次のステップにキャリアアップするためのトレーニングを受ける施設です。ユニークなのは、ルフトハンザの社員のためだけでなく、広く社外の企業にも開放していること。そのために近代的なホテル機能も完備しています。

実際にここに宿泊して各施設を視察することが、今回の旅の目的の一つです。フランクフルト空港に降りてバスで移動し、先ほどチェックイン。ほかにアメリカやアジアなどからも数名のジャーナリストが招待され、夕方までに集まって来ました。80のトレーニング施設と483のゲストルームがあるほか、レストラン&バー、ビジネスセンターや会議室、フィットネスルーム、ビリヤードやボウリングなどの娯楽施設まで揃っています。案内してくれた同センターの支配人は「ホテルの役目も兼ねるエアライン訓練所としては世界で唯一です」と誇らしげに話していました。

午後6時からのカクテルパーティに参加したあとは、英アビエーションウィークの北米特派員ダレン・シャノン氏〔写真左〕とルフトハンザ広報マネージャーのパトリック・メッシェンモゼル氏〔同中央〕の3人でプールサイドのバーで軽く一杯。話の中で前日が私の誕生日だったことがわかると、ダレンが「極上のスコッチをおごらせてくれ」と言い出し──ヘッセン州の小さな町での思わぬバースデイパーティが始まってしまいました。

明日はフランクフルト空港で、ルフトハンザが“変革”を進めてきた最新の空港機能や施設を取材します。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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