2009年04月06日
“原点の書”が4刷に
国内線パイロットはどの季節のフライトが好きかという話を「前にどこかで書いた覚えがあるが、どこに書いたかは忘れた」と前回のBlogで言ったら、読者の方からさっそく連絡が届きました。「それが書かれているのは『みんなが知りたい旅客機の疑問50』の148ページですよ」と。

で、チェックしてみると──たしかにありました。「第4章/コクピットの疑問」の中の「計器を見なくても計器が見える?」という項目で、最新機材に採用されつつあるHUD(ヘッドアップディスプレイ)について解説しながら、コクピットクルーたちが上空から地上の景色を楽しんでいる様子をエピソードとして紹介したのです。熱心な読者というのは、ありがたいですね。
ところで、この『みんなが知りたい旅客機の疑問50』はソフトバンククリエイティブから2007年9月に出版して以来、ずっと売れつづけてロングセラーになっています。昨日は、刷り上がったばかりの第4刷が出版社から送られてきました〔写真〕。
昨年12月には、続編にあたる『もっと知りたい旅客機の疑問50』を刊行しましたが、“続編を出すと正編が再び売れ始める”という構造が業界にはあるそうです。サイエンス・アイ編集部の編集長が言っていました。「せっかく読むなら最初から」という心理が読者に働くのでしょう。続編もそこそこ好調のようですが、その結果、続編の重版よりも正編の第4刷が先に決まりました。『みんなが知りたい旅客機の疑問50』は、航空関係の著書としては私の“原点”ともいえるものだけに、嬉しいです。
もう一つ。『みんなが知りたい旅客機の疑問50』が中国語に翻訳されて台湾の出版社から発売されることも、正式に決まりました。書籍マーケットとしては台湾は日本より小さいのですが、中国語人口は世界に多いので、台湾から火がついてアジア各国に波及するといいな──と思っています。あ、ちょっと欲張りすぎ?



