2009年01月07日

デイブさんと再会

 
成田からヒューストンへのコンチネンタル航空006便では、東京を経由して取材現場に向かうグアムからのテレビクルーたちともいっしょになりました。私たちは定刻どおり現地時間の午後1時30分にヒューストン国際空港に到着し、空港に隣接するマリオットホテルにチェックイン。同ホテルには夕方近くになると、米国内はもとよりアジアやヨーロッパからの取材班が続々と集まってきます。


午後7時からは、ホテルのイベントホールに世界中の新聞記者や雑誌記者、テレビクルーなどが一堂に会してのカクテルパーティが開かれました。以前、どこかの国の取材で会ったと思われる顔見知りの記者たちも何人かいます。

「ハロー、シュンジ!」と、ふいに私のうしろから声がかかりました。「はるばる日本から、ようこそ」

振り返らずとも、声と気配でそれが誰かはすぐにわかりました。ワイングラスを手にそこに立っていたのは、身長がゆうに2メートルはあると思われノッポのデビッド・メッシングさん〔写真〕。彼はコンチネンタル航空本社の広報マネージングディレクターで、私とは2年ほど前にアルゼンチンのブエノスアイレスをいっしょに旅した仲です。

「取材に来てくれたんだね、われわれの壮大な実験を」
「ハーイ、デイブ。大成功を祈ってるよ」

空港に到着したときは小雨まじりだった空も、夕方からは明るく晴れ渡りました。このぶんなら、明日の試験飛行も快晴の下で行うことができるでしょう。アメリカでは初となる第二世代バイオ燃料を使ったテストフライトの目撃者の一人に、私もなるのだな。そう思うと、気持ちも否応なく高まります。その離陸まで、あと10時間に迫りました。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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