2009年01月06日

テキサスで仕事始め

 
昨年末の30日、ニュージーランド航空がバイオ燃料による試験飛行に成功したというニュースが入ってきました。バイオ燃料を使ったテストはヴァージンアトランティック航空も2008年2月に実施していますが、その際に使用されたバイオ燃料はココナツを原料にしたもの。食物を原料とするバイオ燃料は食品価格の高騰など世界の食料需給バランスに影響を及ぼすことが懸念され、賛否が分かれていました。


それに対してニュージーランド航空が使用したのは、アフリカ東部などで栽培された広葉樹の種子を原料とするバイオ燃料でした。食用に適さないこれら「第二世代バイオ燃料」は今後、これまでの石油に代わる航空ジェット燃料の主流になっていくかも知れません。

年明けの今週半ばにはニュージーランド航空に続いてコンチネンタル航空〔写真〕が、そして今月の末にはJALも同様の試験飛行を予定。コンチネンタル航空が使用するのは、藻類と落葉低木のナンヨウアブラギリから抽出した成分を含む混合バイオ燃料で、こちらも森林破壊につながらない持続可能な第二世代の燃料源として期待されています。

さて、元日以来のBlog更新になりました。私も今日から2009年の活動を本格的にスタートします。今年の取材テーマの一つに据えたのが「エアラインと環境問題」。まずは仕事始めとしてコンチネンタル航空の第二世代バイオ燃料による試験飛行を取材するため、本日午後の便でアメリカ・テキサス州のヒューストンに向かいます。試験飛行の様子などは、また後日、現地から報告しますね。

S.Akimoto at 07:46│世界のエアライン | 航空機
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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