2008年10月29日

ようやくスト終結?

 
ボーイングの工場で9月6日から続いていたストが、ようやく終わるみたいですね。「ボーイングの工員などが加盟する国際機械工労組(IAM)が、労使交渉で会社側と新たな4カ年契約締結に向けて暫定合意に達した」と、27日付けのニューヨーク発ロイター電が伝えています。


ボーイングが提案した新4カ年契約は職の安定や賃金・福利厚生に関する組合側の要求に耳を傾けた内容になっているそうで、組合が今週実施する従業員による投票で承認されれば、50日強におよんだストは終結します。まさか2カ月は続かないだろうと思っていましたが、それにしても長かったですね。

ボーイング民間航空機部門のCEO、スコット・カーソン氏は「チーム全体が一日も早くもとの体制に戻るよう期待しています」と談話を発表。ストによる損失がどの程度のものか、次世代機787の納入スケジュールにどう影響があるかは、スト終結を待って改めてアナウンスされるでしょう。

計画どおり2009年の後半から787のエアライン各社への納入が始まることを前提にして、私も取材を再開しなけれなりません〔写真は製造中の787=ボーイング提供〕。とりあえずストが終わり、シアトルの現場が一段落する頃を見計らって、関係者にコンタクトをとっていくつもりです。でも、年内のシアトル取材は、ちょっと難しいかなあ?

S.Akimoto at 19:04│航空機 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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